また私は所謂Vのオタクではないのでガチイベの鉄則だとかは全く知らないし、他の走者の動向は全く知りません。その上で長々と語らせていただきます、ご容赦ください。
前提 出会った日
私がベレッタさんを知ったのは去年11月の音楽を止めるな2と比較的最近の事だ。しかもそこから12月のX enc'ountから独立及びそれに伴う休止の発表までの間にしっかり追えていたかというとはっきり言ってNOだった。間違いなくこの時点で魅力に気付いていた関わらず何もせず、ただ漠然と惹かれる感覚を抱えたまま2月の再始動を待とう思っていた。
そんな中で発表されたのがVILLS出場をかけたガチイベへの参加であった。少しとはいえ本来よりも早い再始動は嬉しいものだった。
ガチイベについて
しかし正直ガチイベという言ってしまえばパトロンバトルを、大した額を課金出来ない自分が見に行ってもいいのか?という懸念があった。
そんな懸念を払拭出来たのは、無料ポイントを重視する方針とその無料ポイントの集め方の解説を行ったガチイベ初日であった。その内容は毎日無料ポイントを70人分程度の目安を目標とし、それを達成できたかを発表するというシンプルなもの。ベレッタさん曰くチャンネル登録者数に対しての同時接続数の少なさを気にしての施策であったようだが、太いパトロンには成りえない私の存在も無意味ではないのだと思うことが出来た。あと単純にミクチャに馴染みがない身からすると解説は助かりましたとも。
私はこの方針のお陰であの場に居ることが出来たのは間違いないし、他にもそういう人は居たんじゃないかなと思う。
さてそんなガチイベ期間の内容だが、成長をテーマとし朝にはピアノ弾き語り練習を行い、夜にはなんとフルトラッキングでの様々な企画を行った、もちろん毎日である。
弾き語りはLiSA さんの「炎」を1から毎朝練習するというものであり、最終日のライブでの発表を目指すというものであった。最終的にベレッタさんの納得の行く仕上がりにはならなかったようだが、着実な成長を感じれたし、なによりもそれでも公約を破らずやりきった姿は立派という他なかった。あと私は毎朝推しの声が聞けるだけでもう幸せでした。
そして夜はフルトラを用いた歌枠にビートセイバーにゲーム実況に雑談、更には公開収録とミックスと変わり種まであり、本当に常に興味を引かれる企画が行われた。やけに再現度が高く活舌もいいオタク特有の早口や、歌枠で剣を振り回しだしたり、ゆるめの雑談枠と称して謝罪会見ルームにシャンパンタワーを建築したりと面白要素も満載だったなと。
そして来たるはクライマックスの最終日、VILLSという大舞台を目指すVsingerである彼女が取った択は言うまでもなく「ライブ」だ。版権曲とオリ曲を織り交ぜた生歌に、先の公開MIXで用意した曲を用いたダンス、掲げたテーマ「成長」の証である弾き語り、そして何よりも特筆すべきは新曲「Ring」だ。これはファンネームである「ベレッタの輪」を由来とするタイトルであり、その内容はベレッタさんのこれまでの歩みの集大成という他ないと思う。私は未だ新参者でありベレッタの輪を自称するのはおこがましいという思いがあるが、それでもこの曲を聴いた時のこみ上げる感情は筆舌に尽くしがたいものだった。またこの時の新モデルの先行公開も引きが上手いという他なかったと思う。
総じて私はこのガチイベを通してベレッタさんの生み出す作品だけではなく、彼女の生き様が好きなんだと確信を得るに至った。
VILLSという大舞台
ガチイベの勝者たちは正式な出演者として扱われる、その触れ込みに嘘偽りは一切なかった。始めは有名どころの添え物程度の扱いなんじゃないかと私は疑っていた、だがそんな疑念は杞憂でしかなかった、というか疑ってしまい申し訳ない気持ちだ。キービジュアルもTwitterでの出演者紹介もDMMスクラッチの内容もデジタルパンフレットの記述も他の出演者と特に扱いの差はない、そう感じた。そしてそれは最後のALL CASTのテーマソング「明日へ走れ」にて決定的な形で現れた。全ての出演者が同じ舞台に並び歌い踊る、それは壮観と言う他なかった。「VILLSでひとつに」は本当だった。
さてそんなイベントに出演するに至ったShow windowの4人話をするとしよう。
REALITY組であるおりはるさんと【シノ】さんによるROCK-mode、ミクチャ組であるベレッタさんとえぴたまごさんによるTulip、そして4人全員によるANIMAという流れであった。
どれも見事なものだったが、特にANIMAはガチイベという戦場を勝ち抜いた4人にあまりにもマッチした曲であり最高の選曲に最高の歌唱だったなと思う。「また躓いて転がってそれでも砕けない」
他の出演者と違い本人たちの意思で組まれたユニットではない上に恐らく練習時間も短かったと思われる4人。しかしそんな中で歌声のかっこよさと力強さによる一体感を生み出したのは偶然か、いや彼女たちの手札の多さ故に成せた必然だと私は考える。Show windowの4人は紛れもなくエンターテイナーであり他の出演者達と並ぶに相応しい力を持っていたその証左だと思う。それはそうと掛け声が合わないのは面白かったしいい味出してたなとも思う。
またこのVILLSという舞台はVtuber業界への愛に溢れたものであったと思う。ガチイベ枠という新たな風を掴むチャンスを用意し、ミライアカリさんとシロさんのSPユニットでキズナアイさんの曲を歌うという歴史があるからこそのクライマックスを演出したのは、未来も過去も大事にする精神があったからではないかなと私は思う。
また元々は音楽ステージ目当ての購入ではあったが、全てが満足の行く内容だった、本当に素晴らしいイベントをありがとう、そんな気持ちでいっぱいだ。
おまけ
ねじ込む隙間がなかったかわいいスクショを貼っておきます。
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